【スタジオジブリ】風立ちぬ-万平ホテル(長野県)

【スタジオジブリ】風立ちぬ-万平ホテル(長野県)
住所 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
公式 URL https://www.mampei.co.jp/

【スタジオジブリ】風立ちぬと万平ホテル|聖地巡礼完全ガイド

スタジオジブリの名作「風立ちぬ」に登場する草軽ホテルのモデルとして知られる万平ホテル。長野県軽井沢にあるこのクラシックホテルは、映画の舞台としてだけでなく、130年以上の歴史を持つ日本を代表するホテルとして多くの人々を魅了し続けています。本記事では、ジブリファンや聖地巡礼を考えている方に向けて、万平ホテルの魅力と楽しみ方を詳しくご紹介します。

万平ホテルとは|130年の歴史を紡ぐクラシックホテル

創業から現在まで

万平ホテルは、明治27年(1894年)に亀屋ホテルとして創業しました。実はその歴史はさらに古く、江戸時代の1764年に佐藤万右衛門が旅籠「亀屋」を開業したことに始まります。創業から約130年、軽井沢とともに時代を歩んできたこのホテルは、日光金谷ホテル、箱根富士屋ホテルと並んで「クラシックホテル御三家」と称されています。

2024年10月には約1年半にわたる大規模リニューアル工事を終えてグランドオープンし、古き良きノスタルジックな趣きを残しつつ、現代の快適性を兼ね備えた施設へと進化を遂げました。

国の登録有形文化財

本館のアルプス館は、国の登録有形文化財に指定されており、その歴史的価値と建築美は一見の価値があります。木造の重厚な佇まいは、大正ロマンの雰囲気を今に伝える貴重な建造物です。

著名人に愛されたホテル

万平ホテルは、時代を超えて多くの著名人に愛されてきました。明治時代には東郷平八郎、大正時代には室生犀星や堀辰雄、昭和には三島由紀夫、そして世界的アーティストのジョン・レノンも滞在しました。ジョン・レノンが家族と共に滞在したアルプス館128号室は、今でも多くのファンが訪れる特別な部屋として知られています。

「風立ちぬ」と万平ホテルの深い関係

映画に登場する草軽ホテルのモデル

宮崎駿監督の「風立ちぬ」(2013年公開)に登場する草軽ホテルは、万平ホテルをモデルの一つとしています。映画では、主人公の堀越二郎と里見菜穂子が運命的な再会を果たす重要な舞台として描かれています。

映画に登場するホテルの外観は、大正時代の様子を描いているため、現在の万平ホテルの外観とは異なりますが、クラシカルな雰囲気やメインダイニングルームの洋風の内装は、映画の世界観を感じさせてくれます。

小説「風立ちぬ」との繋がり

映画の原作となった堀辰雄の小説「風立ちぬ」も、万平ホテルと深い縁があります。小説の最終章は、万平ホテル裏手の幸福の谷にあった川端康成の別荘で執筆されたとされています。

さらに特筆すべきは、堀辰雄自身が万平ホテルで妻となる矢野綾子と出会ったという事実です。小説と現実が交錯するこのロマンチックなエピソードは、万平ホテルを訪れる文学ファンにとって大きな魅力となっています。

映画のシーンと重なる空間

メインダイニングルームでは、映画に登場する外国人客がクレソンをほお張るシーンを彷彿とさせる雰囲気を味わうことができます。大正ロマンの香り漂う空間で食事をすることで、まるで映画の世界に入り込んだような体験ができるでしょう。

万平ホテルの宿泊施設|3つの館の特徴

万平ホテルには、それぞれ異なる魅力を持つ3つの館があります。

アルプス館(Alps Wing)

アルプス館は、国の登録有形文化財に指定された本館です。木造の重厚な建物は、大正時代の面影を色濃く残しており、クラシックホテルの真髄を体験できます。128号室は、ジョン・レノンが滞在した部屋として特に人気があります。

2024年のリニューアルでは、歴史的な外観と雰囲気を保ちながら、水回りを含む設備が一新され、快適性が大幅に向上しました。

愛宕館(Atago Wing)

愛宕館は、モダンな設備と伝統的な雰囲気を融合させた館です。比較的新しい建物でありながら、万平ホテルの伝統を感じさせる内装が特徴です。

碓氷館(Usui Wing)

碓氷館は、2024年のリニューアルで新たに誕生した客室も含まれています。特筆すべきは、塩沢温泉が楽しめる客室が新設されたことです。軽井沢の自然を感じながら、温泉でリラックスできる贅沢な空間となっています。

万平ホテルの食事|伝統の味を堪能

メインダイニングルーム

メインダイニングルームは、万平ホテルの歴史を象徴する空間です。創業以来受け継がれてきた「万平ホスピタリティ」のもと、洗練されたフランス料理を提供しています。

高い天井と重厚な内装は、大正ロマンの雰囲気を今に伝えており、「風立ちぬ」の世界観を感じながら食事を楽しむことができます。季節ごとに変わるメニューは、地元長野の食材を活かした料理が並びます。

カフェテラス

カフェテラスは、より気軽に万平ホテルの雰囲気を楽しめる場所です。宿泊客でなくても利用できるため、聖地巡礼で訪れた際にも立ち寄りやすいスポットです。

名物アップルパイ

万平ホテルを訪れたら必ず味わいたいのが、伝統のアップルパイです。ジョン・レノンも愛したと言われるこのアップルパイは、サクサクのパイ生地と甘酸っぱいリンゴの絶妙なハーモニーが特徴です。

カフェテラスでアップルパイとコーヒーを楽しむだけでも、万平ホテルの雰囲気を十分に堪能できます。レストラン予約をしなくても気軽に立ち寄れるため、観光の合間に訪れるのもおすすめです。

聖地巡礼の楽しみ方|ジブリファン必見

外観の撮影スポット

アルプス館の外観は、「風立ちぬ」の草軽ホテルを彷彿とさせます。特に森に囲まれた佇まいは、映画のシーンと重なる部分が多く、撮影スポットとして人気です。正面玄関付近からの撮影がおすすめです。

メインダイニングでの食事体験

映画のシーンを最も強く感じられるのが、メインダイニングルームでの食事です。大正ロマンの雰囲気漂う空間で、当時の面影を感じながら食事を楽しむことで、二郎と菜穂子が過ごした時間を追体験できます。

レストラン予約は事前にしておくことをおすすめします。特に週末や観光シーズンは混雑するため、早めの予約が必要です。

カフェテラスでの軽食

宿泊しない場合でも、カフェテラスでアップルパイやコーヒーを楽しむことで、万平ホテルの雰囲気を味わえます。予約不要で気軽に利用できるため、聖地巡礼の際には必ず立ち寄りたいスポットです。

周辺の聖地巡礼スポット

万平ホテルを訪れた際には、周辺の「風立ちぬ」関連スポットも巡ってみましょう。

  • 幸福の谷: 万平ホテル裏手にあり、小説「風立ちぬ」の最終章が執筆された川端康成の別荘があった場所
  • 軽井沢の森: 映画に登場する美しい森の風景は、軽井沢の自然そのもの
  • 旧軽井沢銀座: レトロな雰囲気が残る商店街で、大正ロマンを感じられる

アクセス情報|軽井沢駅から万平ホテルへ

基本情報

  • 住所: 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
  • 電話: 0267-42-1234

電車でのアクセス

北陸新幹線「軽井沢駅」が最寄り駅です。東京駅から約1時間10分でアクセスできます。軽井沢駅からホテルまでは、タクシーで約5分、または徒歩で約20分です。

ホテルの送迎サービスもありますので、宿泊予約の際に確認することをおすすめします。

車でのアクセス

上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から約15分です。ホテルには駐車場が完備されています。

宿泊予約とレストラン予約のポイント

宿泊予約(Room Reservations)

万平ホテルの宿泊予約は、公式ホームページから行うのが最もおすすめです。特にアルプス館の客室は人気が高く、早めの予約が必要です。ジョン・レノンが滞在した128号室は特に人気があり、数ヶ月前からの予約が推奨されます。

観光シーズン(夏季と紅葉シーズン)は特に混雑するため、3ヶ月前からの予約を検討しましょう。

レストラン予約(Restaurant Reservations)

メインダイニングルームでの食事を希望する場合は、事前のレストラン予約が必須です。宿泊客以外も利用できますが、週末や祝日は早めに予約が埋まります。

カフェテラスは予約不要ですが、混雑時には待ち時間が発生することがあります。

2024年リニューアルの見どころ

塩沢温泉付き客室の誕生

2024年10月のグランドオープンで最も注目されるのが、塩沢温泉が楽しめる客室の誕生です。軽井沢の自然を眺めながら、プライベートな空間で温泉を楽しめる贅沢な体験が可能になりました。

水回りの全面刷新

歴史的な建物の雰囲気を保ちながら、バスルームやトイレなどの水回りはすべて一新されました。クラシックな外観とモダンな快適性が融合した、理想的な宿泊環境が実現しています。

伝統と進化の融合

万平ホテルのリニューアルは、単なる設備更新ではありません。130年の歴史と伝統を守りながら、現代のゲストのニーズに応える進化を遂げた点が特徴です。「万平ホスピタリティ」という創業以来の精神を受け継ぎつつ、新しい時代のクラシックホテルとして生まれ変わりました。

ジブリファンへのおすすめプラン

1泊2日の聖地巡礼プラン

1日目

  • 午前: 軽井沢駅到着、旧軽井沢銀座散策
  • 午後: 万平ホテルチェックイン、館内探索
  • 夕方: 幸福の谷周辺散策
  • 夜: メインダイニングルームでディナー

2日目

  • 午前: ホテル周辺の森を散策
  • 昼: カフェテラスでアップルパイ
  • 午後: チェックアウト後、軽井沢観光

日帰り聖地巡礼プラン

宿泊が難しい場合でも、日帰りで十分に楽しめます。

  • カフェテラスでアップルパイとコーヒー
  • 外観の撮影
  • 周辺の幸福の谷散策
  • 可能であればメインダイニングでランチ(要予約)

万平ホテルを訪れる際の注意点

服装について

メインダイニングルームでの食事には、カジュアルすぎない服装が望ましいです。ジャケットやワンピースなど、スマートカジュアルを心がけましょう。

撮影マナー

館内での撮影は可能ですが、他の宿泊客への配慮が必要です。特にメインダイニングルームでは、食事中の他のゲストが写り込まないよう注意しましょう。

予約の重要性

人気のホテルのため、宿泊・レストランともに予約は必須です。特に観光シーズンや週末は早めの予約を心がけましょう。

万平ホテルの魅力を最大限に楽しむために

歴史を知る

訪問前に万平ホテルの歴史や、堀辰雄の小説「風立ちぬ」、そして映画について予習しておくと、より深く楽しめます。ホテルのホームページには詳しい歴史が掲載されています。

季節ごとの魅力

万平ホテルは、四季折々の魅力があります。

  • : 新緑の美しい森
  • : 避暑地としての涼しさ
  • : 紅葉の絶景
  • : 雪景色とクリスマスの装飾

長期滞在の提案

時間に余裕があれば、2泊以上の滞在をおすすめします。軽井沢の自然を満喫しながら、ゆったりとした時間を過ごすことで、「風立ちぬ」の世界観をより深く体験できます。

まとめ|時代を超えて愛される万平ホテル

万平ホテルは、スタジオジブリ「風立ちぬ」の聖地としてだけでなく、130年の歴史を持つクラシックホテルとして、多くの人々を魅了し続けています。2024年のリニューアルにより、伝統と進化が融合した新しい魅力も加わりました。

宿泊して映画の世界に浸るもよし、カフェテラスで気軽にアップルパイを楽しむもよし。訪れ方は人それぞれですが、万平ホテルは必ずあなたに特別な体験を提供してくれるでしょう。

長野県軽井沢を訪れる際には、ぜひこの歴史あるクラシックホテルに足を運んでみてください。大正ロマンの香り漂う空間で、「風立ちぬ」の世界と、時代を超えて受け継がれてきた「万平ホスピタリティ」を体感できるはずです。

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